
グローバルなモノづくりを通じ
社会貢献を目指す
高島 大樹
2014年入社
ただ熱処理炉を販売するだけの営業ではない
熱処理事業本部の営業として、主に国内では近畿圏と海外を担当しています。取り扱う主力製品は自動車部品や重工業品を表面改質処理(硬化や耐腐食性を持たせる)させるためのバッチ型ガス浸炭炉や真空熱処理炉です。設備の提案・見積・受注・納入までの営業活動や既設納入炉のメンテナンスの推奨、熱処理炉部品の販売等のアフターフォローまで行っています。海外輸出業務や現地のお客様との英語やスペイン語でのメールのやり取り、打合せ等も担当し、打合せやメンテナンスの為にお客様の工場を訪問し、現場で設備を確認することも頻繁にあります。
私の役割はただ熱処理炉の販売をするための営業ではない、ということにやりがいを感じます。つまりメンテナンスの推奨や新設設備の導入提案により、お客様と共に生産設備を造り上げることです。そして中外炉工業が造る熱処理炉は『一品一様』。お客様それぞれのニーズに合った、本当に求められる設備を納入することが必須となります。そのため仕事の難易度は上がりますが、営業でもモノづくりに携われる感動があります。
大手商社にも負けない、海を越えたグローバルな活躍を目指す
スペイン語を学んでいた私は、語学力を活かし海外で活躍する商社が第一志望でした。就活では様々な業界の会社を訪問し悩んだ結果、中外炉工業を選んだ理由は、製品が『一品一様』で幅広い営業ができること。営業マンとしての幅広い知識やスキルが身につく、そして海外売上比率も高く、語学を活かして商社に負けないグローバルな活躍できる環境があると思ったからです。
入社してみると、営業でも納品先の現場や工場へ訪問し、実際に稼働している設備を見ながらの打ち合わせや提案が多く、文系の営業マンでも図面を見て設備についての修理やメンテナンスの計画や提案をする必要があり、設計的な知識も求められるなど苦労が多かったです。ただ中外炉工業ではブラザー期間というものがあって、配属されて1年間はベテランの先輩に同行し、営業について学ぶことができたため、非常に勉強になりました。
夢は世界のモノづくりを支えることで社会貢献の実現へ
私が感じる中外炉の魅力とは、人を大切にしてくれること。設計や営業は人がいなければ成り立たず、人材の育成にはかなりの力が注がれています。研修期間は約半年、設備や設計の基礎をしっかり学べることも魅力です。そして私が目指すのは、熱処理設備や技術の知識を身につけ当社の設備を販売し、グローバルに活躍できる営業マンになること。
そのためにはニーズを正確に掴み的確な提案をして、お客様に信頼を頂いていかなければならないと思います。自分の理想とする営業マンになれたら、日本や世界の製造業(自動車産業や重工業)の根幹を支え、次世代の自動車部品等の製品や重工業品を世の中に送り出せるように社会貢献していきたいと思います。